我輩はネコである

ネコがXboX360のゲームをレビューしたりプレイ日記つけたりします。中の人などいません。多分。

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OBLIVIONプレイ日記 その4 ~クヴァッチ~の守護者

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(注:左奥/ネコさん 右前/マティウス衛兵隊長)


:あらすじ

オブリビオンへの門を閉じることに成功したネコさん。しかし皇帝の息子、マーティンを救出するためには、モンスターに制圧されたクヴァッチ城内へ突入し、敵を掃討する必要がある。
今、ネコさんとクヴァッチ衛兵隊による、反攻作戦が開始されようとしていた。



門を閉じたネコさんを、マティウス衛兵隊長は狂喜して迎えた。

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「オブリビオンへの門を閉じたのか! やってくれたな! これで反撃も可能だ!」


門を封鎖したことで状況は一変した。今や敵は補給を断たれ孤立した。攻守が180度逆転したのだ。


「我々はこれから城内へ突入、敵を掃滅する! 君にも来て欲しい。実戦経験のある戦士が一人でも必要だ」


否応もなかった。ネコさんは疲れてはいたが、今だ戦闘の興奮を引きずっていたし、何より彼等の士気に水を差すことはできなかった。

口の端を吊り上げ、一つ頷いて了解の意を伝える。

隊長は満足げに微笑むと、剣を抜き放ち、大音声を発して城内へと駆け出した。



For Kvatch!(クヴァッチの為に!)



その叫びは兵達にも伝染し、やがて、統制された狂気とも言うべき熱情が彼らを支配した。


For Kvatch!

For Kvatch!


F o r   K v a t c h ! !


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彼らは疲れきり、絶望の淵にありながら、なお戦意を失っていなかった。隊長の後に続き、雪崩を打って門へと殺到する。

ネコさんは我知らず、血がたぎるのを感じた。

戦闘への恐怖、死への恐怖を塗りつぶす、偉大にして恐るべき戦場の狂気に、自分が侵されていくのが分かる。

ネコさんは、自分のなかにある獣の部分の命ずるままに、兵達に応ずべく咆哮を上げた。









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ネコさんの獣の部分は萌え系だったので、今ひとつ迫力がなかったが。


ともかく、突入と同時に戦闘が始まった。

敵の数は少なく、掃討にはさして時間はかからなかったものの、それでも一名が、この戦闘で戦死を遂げた。

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「…くっ、成仏するッスよ…仇は必ず…ん?」

味方の死体の前で、祈りを捧げるネコさんだったが、ふとあることに気がついた。





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射たれてるよ、オイ。





敵に弓兵はいないから、味方のものに違いない。

混戦の中では誤射、誤爆は常とはいえ、かなりムカついたネコさんは、





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戦友の装備を身ぐるみ剥いだ



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死んでしまった以上、アイツはただの物だ。

彼はもう戦えないのだから、せめてその装備だけでも使ってやるのが供養というものだ。

そうだ、うん、そうに違いない




こうして、自分の行為を正当化したネコさんは、市民が孤立している教会へと入った。

内部には数名の避難民と2名の兵が居り、ネコさんが入った時には、先に入っていた隊長が、最先任だろう女性兵士に説明を求めていた。




「では、残ったのはこれで全員なのか?」

「はい、隊長殿。他の者は篭城を拒否し、外へと出て行きました。おそらくは……」

「そうか……ともかく、市民の安全を確保せねばならん。教会の南側は制圧した。貴官は市民の避難を先導し、キャンプまで送り届けろ」

「自分は、まだ戦えます、隊長!」

「当然だ。終わったらすぐに戻って来い。今は一兵でも貴重な戦力だ」

「はっ!」






隊長と兵士がそんなやり取りを交わしている間、ネコさんは自分の仕事を思い出していた。

ネコさんは、皇帝の息子、マーティンを探すためにここまできたのだ。

避難民の中から、それらしい人物を探し当て、声をかける。




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「あのー、スンマセン。皇帝の息子さんッスか?

はぁ?




ものっそい怪訝な顔をされた。まあそりゃそうだろう。いきなり見ず知らずの人間から「アンタは皇帝の息子なんですよ、実は」とか言われても、フツー信用しない。

しかし、ネコさんが説得を続けると、半信半疑ながら納得してくれたようだった。



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「…わかった。何故だか君の言うことは本当だと思えるんだ。了解した。修道院まで行こう」

「よかったッス。…でもその前に、我輩にはやることがあるッス」


ネコさんはそう言うと、踵を返し、衛兵隊の元へと戻っていった。




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「これから城の中に突入し、領主閣下を救出する。敵の抵抗は苛烈なものとなるだろう。君にも来てもらいたいが…」

「今更遠慮は無しッスよ。行きます」


兵の一人から装備を剥ぎ取ったということもあったが、ここまで関わってはいさようなら、というのは、ネコさんの義侠心が許さなかった。


「そう言ってくれると思っていた! 離れるなよ、行くぞ!」



そう、勢い込んで教会を打って出た一行だったが、ほどなくしてその行き足は止まる。城門が封鎖されていたのである。



「くそったれ! 門が閉じてやがる!」

「なんとかならないんスか?」

衛兵詰所から、開門レバーのところに通じる抜け穴がある。教会に、鍵を持ってる兵がいるハズだ。迂回突破して城門を開いてくれ!」

「了解!」




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すぐに教会へ取って返し、鍵を持つ兵に先導してもらう。途中、街道から火災を見て駆けつけた帝国巡回兵3名も加え、6名で……って、あれ?





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なんでマーティンまでいるの?





どうも、彼もクヴァッチ解放の為に働きたいらしい。ネコさんに負けず劣らず、義侠心のある男のようだった。

腕のほうもそこそこ立つらしく、これまでの戦闘で負傷した様子も無い。そういえば、教会へ市民を避難させたのは彼だったっけ。

まあ、頭数は多いにこしたことがないので、6名で城門の開放に向かう。

こうして、いつの間にか本隊より兵力的に優越したネコさんたちは、敵の抵抗をさくさくと排除し、無事、門の開放に成功した。

まあ、実際働いたのはマーティンと愉快な仲間達PA0_0150.jpg
で、ネコさんは後ろのほうで見てるだけだったが






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かくして城門を突破したネコさんたちは、余勢を駆って大広間へとなだれ込んだ。





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広間の中も、外と同様の有様だった。敵は既にここまで入り込んでいたらしい。室内は荒らされ、各所で火の手が上がっていた。




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「我々はここで退路を死守する! 君たちは奥へ進み、閣下をお助けしてくれ!」

「……了解」



正直、この状況で生存者がいるとは思えなかったが、この場でそれを口に出すのは憚られた。



既に戦闘の趨勢は決していたが、敵の交戦規定には降伏の文字はないらしい。ネコさん――もとい、マーティンと愉快な仲間達は、微弱な抵抗を排除しつつ、領主の部屋へと駆け込んだ。

そして――





数分後、ネコさんたちはマティウス隊長のもとへ戻った。


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「閣下はどうなされた!? なぜお連れしていない!!」



悲痛な隊長の言葉に、ネコさんは首を振るだけだった。

彼らが部屋に入ったとき、既に領主は事切れ、鮮血の中に倒れ伏していたのだ。

そのことを告げると、隊長は呆然と呟いた。



「遅すぎたのか…? …我々は……」



彼は立ち尽くし、血を吐くように言葉を搾り出した。


「もっと早く到着していれば… …いや、とにかく、君の尽力には感謝する。ありがとう。」

「…あの、これ…閣下が身につけていたものッス」


ネコさんが手渡したのは、領主の指輪、伯爵の印だった。とにかく発見した証拠だけでもと持ち帰ったものだ。彼はそれを無言で受け取った。


「…これは、新たな領主が戴冠するまで、私が保管しよう。そして……」


言うなり、マティウス隊長は自分の鎧を脱いで、手渡してきた。


「これを。私にはもう必要ない。きみの役に立てばよいが……」


それは、魔力強化された特注品だった。おそらく、領主から直接下賜されたものでもあるだろう。

ネコさんは背筋を伸ばし、しっかりと、両手でそれを受け取った。

鎧を脱いだマティウスは、いくらか老け込んだようにも見えた。



「私は……もう、疲れたよ……」



彼のその言葉を背後に、ネコさんは、マーティンを伴って城を後にした。



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折から雨が降っていたが、城内の炎は衰える様子を見せなかった。

敵は駆逐した。だが、ここの住民達には、より厳しい戦いが、これから強いられることになる。

復興するまでに、いったいどれだけの年月が必要になるか……

なににしろ、この場所で、ネコさんに出来ることは、もう残されていないだろう。


「……行くッスか」


今のネコさんにできるのは、皇帝の息子たるマーティンを、修道院まで連れて帰ることだけだ。

雨脚はなおも強まり、上がる様子を見せなかった。

2人はその雨に打たれながら、一路、修道院へと歩を進めたのだった。
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テーマ:Xbox360 - ジャンル:ゲーム

OBLIVIONプレイ日記 | コメント:2 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

いや~、相変わらず絵がうまいですねぇ。
あまり他人のところにコメントしない私ですが、
ついつい書きたくなってしまいます。

そして、猫さんの顔アップが笑います。
いいキャラしてますわ、ホント。

あ、ちなみにコバッチュは何も関係ありません。
海外ドラマERに出てくる医者の名前です。
2007-11-14 Wed 22:19 | URL | むさし屋 #ogz9v/Dw[ 編集]
いやはや恐縮です~(>▽<)

なんか、気がついたらマーティンが一緒に戦っててびっくり。
ついてくるんですねぇ彼。

ネコさんってそんな変わった顔ですかね?
キャラメイクの時5分ほど弄っただけなんですけどv
言われて見れば小悪党顔(笑)のような…たれ目にしたせいかなぁ…
2007-11-14 Wed 22:43 | URL | 39式猫戦車 #Do2LmXjs[ 編集]

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